うっちのblog2 (ただの旅行記? ~ just travel diary ~ )

元パックパッカースタイルでの世界一周旅行、今はラグジュアリーとバジェットセーバーミックスのスタイルで月一以上で旅行、最近はもっぱらご飯目当て!

ロンドンスペイン+ドーハ旅行4日目:(10/12)

4日目!!

 

食べて、休んで、食べて、寝ての生活にも徐々に慣れが出てきたけど、今日は結構山場な日。昼夜がっつりフルコースな予定。

 

朝はちょっとゆっくりと出来たので、お腹の準備は万端か。車をピックアップして広場そばのホテルへ。実は今日の昼と夜は関西からハネムーンに来ている友人夫婦と一緒に行くことになってる。

 

前夜はもう安宿の皆さま寝てたこともあったし、シャワーだけささっと借りて、いざ出発~~!!

 

レストランは、ビルバオとサンセバスチャンの中間エリア。ビルバオから45キロほど離れたところにある山間部のアシュペ(Axpe)というスーパー小さな町というより村。

 

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「Etxebarri」

https://asadoretxebarri.com/english.html

 

薪焼きに特化したレストラン、お店の名前はアサドールエチェバリともいうがアサドールが炭焼き、薪焼きの意味なので、お店のこだわりが分かるかと。ちなみにこちら世界ベストレストラン第3位となった直後の予約だったためにパソコン目の前でスタンバっていたけど当初は希望日取れず別の日に予備で予約いれておいた。ただ、関西の友人夫婦は特別オーナー枠なでこの日に予約を入れてくれてたので、なんとか他の予定潰さずに無事にたどり着けたよん。

 

テイスティングコース=180EUR+水=183.5EUR(約22,100円)

 

Our CHORIZO

 

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CANTHARELLUS Skewer

 

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パン

 

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TOMATO & Zucchini, Leaves

 

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Buffalo FRESH CHEESE

 

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Caviar & Goat Milk Butter

 

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COCKLES & Young Beans Juice

 

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PRAWNS of Palamos

 

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BABY SQUID & It's Ink, Caramelized Onion

 

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COD Kokotxa & Red Pepper

 

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KING BOLETE & Aubergine

 

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RED MULLET & Carrot

 

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BEEF CHOP

 

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REDUCED MILK ICE CREAM & Beetroot Juice

 

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Roasted FIG & Kefir

 

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Mignardise

 

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コテコテなグリル料理が続くのかと思ったけど、そうではなくてとても繊細な料理の数々。サービスも田舎の村にあるお店なだけに堅苦しくなくて心地いい。夜のレストラン前にサンセバスチャン市内に先に移動してチェックインする必要がある旨伝えたら、提供タイミングやスピードも考慮してくれてたし、確かに人気あるレストランなんだってがよくわかった。ここの一番メジャーな一品がエビ。ただ焼いただけなはずなのに、ハンパなかった・・・エビが違うからなのか、調理が特別だからなのか、まあ完璧!!1尾でなくて2尾あったからじっくり楽しむことができたのも幸せ。ずーーーとメインまで完璧だったのに、メインの牛がなんというか突如として男まさりな感じで何の変哲もない肉だったのがずっと疑問で箸が進まなかった。付け合わせのサラダもドレッシングたっぷりで野菜楽しむ感じでもなく・・・それだけがなぜが・・・メインだけがなぜか・・・後はすんばらしかったのに。でも、グリルレストランだから、ザ・グリルな一品が出てきたのはおかしいわけじゃないんだけど途中までと雰囲気がガラリと変わっちゃったから・・・料理の解釈って難しいねw

 

ランチ開始が13時半、ディナーの予約が20時。その間にサンセバスチャンへ移動、宿にチェックインとかなり慌ただしいので、急ぎ目で高速を移動。

 

goo.gl

 

 

サンセバスチャン到着後、友人夫婦の宿へ行き、そこに少し車停めさせてもらい、うっちはそこから350m先の安宿にチェックインだけ済ませて友人夫婦の宿に戻ってくる。サンセバスチャンでは週末が住民専用ライン以外の道路脇駐車スペースが無料なので駐車スペースの争いが激しいのなんの!車が出る様子があったらすぐに後ろの車がハザードつけて待機し、場所確保。その後ろで車が詰まっててもおかまいなし!

 

うっちも駐車スペース見つけるためにぐるぐる走らせてみたけど、そもそも住民専用スペースばかりで公共スペース少ないし、埋まってるし、交通警官がかなり巡回してルール守ってない車のナンバー控えてるから、普通に有料スペースに停めることにする。

 

 

ディナー開始が20時。

 

明日はランチタイムだけの営業でうっちがバル巡りする予定の夜行けない有名なバルが19時オープン。こりゃディナー前に行くべきかな。

 

結構有名らしいビーチのあたりはかなりの人、相当人気の観光ポイントなのだろう 

 

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旧市街へ突入。細い路地が碁盤目になってて、そこら中に人!そしてバルだらけ!

 

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「Ganbara」

http://www.ganbarajatetxea.com/presentation

 

Mushroom Selection=19.5EUR(約2,350円)

 

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オープン前からお店の前で行列!さすがに有名店!!だけど・・・

 

これで・・・2000円オーバーはさすがに高いのではないでしょうか・・・バルでのピンチョスは安くてって聞いてたのからすると、さすがにねー。ちょうどランチにもキノコ食べたりしたけど、そっちの方がずっと良かったし。確かにバルとファインダイニングは比べるのはいけないけど、2000円オーバーするキノコだと期待値が高いし、なのでちょっとがっかりw

 

さて、気を取り直して、車をピックして出発!!

 

 

昼間ほどド田舎ではなかったけど、夜もなかなかの山中。20時過ぎるとさすがに暗くなってくるからお店に向かってても、本当にこんなところに??って心配になってくる。何もないところに一軒だけポツリと!敷地内の駐車場は広いし、奇妙なオブジェもあったりと豪華だった。


 

 

「Mugaritz」

https://www.mugaritz.com/en/

 

世界ベストレストラン9位。昼間のエチェバリがシンプルなグリルにこだわったお店だけど、この夜のムガリッツは正反対の変化球系レストラン。エルブジで修行したこともあるため分子ガストロノミーの最前線。

 

コース=200EUR+水+ウェルカムシャンパン+SVC=239.25EUR(約28,920円)

 

 

SOIL - Fresh Pea / LIFE - Inert Vegetation / YOUTH - Peach and Quina

CONSTANT ST. - George's Mushroom and "Fino" / CHILDHOOD - Spinach

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INSIDE - Fronzen Threads

 

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SUSPENSION - Squid Silk

 

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TRADITION - Onion and Squid

 

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LIKE - European Lobster American Sauce

 

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TRANSUBSTATIATION - Take this all of you and Eat it

 

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JOY - Sea Urchins "Zurrukutuna"

 

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STATES - Green

??? 

 

CHANCE - Velvet Geometries

 

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TEXTURE - Warm Skins

 

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SYMBIOSIS - Stacked Time / PREJUDICE - Iberian "Presa" Loin / FETISH - Pig Tail and Scarlet Shrimp

 

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GESTURE - Octopus Crumbs

 

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INFLATION - Foie, Armagnac, Truffle, Etc

???

 

VANITY - Flower's Stew

???

 

UNCERTAINTY - Vegetable Cut

??? 

 

HANDICRAFT - Roasting an Obsession

 

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TECHNIQUE - Animal Sponge

 

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RITE - Rum Seeds

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Chocolates

 

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これは、難しいな。ここと同じサンセバスチャンにある変化球系の「Arzak」は評価が真っ二つに分かれるお店ということもあり、かなりハードル下げていたのもあるからか、意外と問題ないやと思いつつ、最初にレストランから変わったレストランでメニューもなく、ゲスト個々人のためにテイスティングメニューを構成していると説明を受けていたし、それはそれでよしと思ってたけど、最後に今日食べたものってことでメニュー受け取ったのでその通りに書き込むもメニューの料理全部でてきていない気がするし、メニューも果たして合っているのか。???で書いたのは全部の料理写真順番通りに撮ったけど、画像が見つからないもの。そして以下の2点は食べたけどメニューと合致しないような気がするもの。

 

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うっちは、ホールに背中向けるような形で座ってたので詳細が分からないけど、友人夫婦曰く、コースは一つしかないレストランだけど、テーブルによって提供されているものが違うとも言ってたし、リピーターかどうか、どこ出身かどうかとかでメニュー変えてるのかな?とも思ったけど、でも今日食べたものってことでメニューくれるんだったら、そのテーブルが食べたメニューを食べた順番通り(=レストランがすすめた食べる順番)の形でメニューくれたらありがたかったんだけどなw

 

かといって、ネガティブな点ばかりでもなく。ポジティブな点の一つ目は、うっちらのテーブルについて主に担当してくれた韓国人のスタッフの接客レベルがハンパない。他のスタッフがいまいちなのもあったかもしれないけど、彼女が光ってたな。友人奥さんが英語いまいちなこともあって、彼女が日本語で接客してくれたんだけど、ワインの細かいエリアや表現、こういった日本語で表すのが日本人でも難しいのをすらすらと分かりやすく説明しているし、レストランが力を入れているお客を楽しませるってことに関して接客のスキルが高すぎるわーと。ワインについても他のスタッフが説明しにきたときより知識が相当あるし、経験値のバックグラウンドが違うかもと思って聞いてみたら、「アルスメンディ」(行ってきた)、「カンロカ」(行く)、「サンパウ」(閉店、姉妹レストランの「モメント」に行く)で働いてきたって・・・スペイン各地のトップレストランばかりじゃんって。英語、スペイン語、韓国語、日本語を駆使して、豊富なスペインの食、ワインの知識に高い接客レベル。参りました!彼女曰く、中国人ゲストは毎日来るようだけど日本人は少ないということでお店に日本人スタッフはいないってことなんだけど、彼女がいれば日韓完璧に対応可能だろうと思った。

 

もう一点はワインペアリング!はっきり言って、ペアリングは安くない。安いプランと高いプランがあるけど、安いプランで料理と同じ220EUR(約26,490円)とかなりぶっ飛んでる。ただ、こちら価格だけでなく、ペアリングもぶっ飛んでた。もの凄い量のワインが楽しめるのもそうだし、ヴィンテージも50年経ってたりとかちょっとちょっとって感じで凄い。ワインはもちろん終わらないとグラスは下げられないから、テーブルによってはワイングラス10個以上も残ってて、これからグラスハープ始めるんですか??みたいな状態になってたり。

 

うっちは運転かつ、酔っぱらって味分からなくなるのが嫌だったためにペアリングしなかったんだけど、ちょこちょこ興味あったのを友人夫婦に試させてもらったり。後々ネットで調べるとやっぱり結構な値段するワインだったりするし、ワイン好きであればワイン目当てでこちら試してみるのもいいかもしれないなー。

 

最後のチョコレートはレストラン外の庭で提供なんだけど、賢いな!と。そしたらレストラン内掃除始めることができるし、外でドリンク提供するスタッフと会計スタッフだけ残して帰り始めることできるし。ただ、レストランの2Fスペースが空いてたし、もしかしたらと思ったらそうだった。帰りに車でレストラン前でレストランの名前の看板写真撮ってるときふと見上げると、ベッドに洗濯もの、そして窓開けてるからかホールにいたスタッフ見えたし!!ww

 

確かに深夜終了で山の中から市内に戻りたくないよな。ましてインターンとか若いスタッフにとっては住食提供はありがたいだろう。友人夫婦は飛んでもない量のワインもあってお疲れだったのか最後は車の中で落ちていたけど、スペインの地で参加してくれてどうもありがとう!!また、関西行ったら会いましょう!!

 

 

うっちも宿に戻ってから、お腹のためにもすぐに寝る!!