うっちのblog2 (ただの旅行記? ~ just travel diary ~ )

元パックパッカースタイルでの世界一周旅行、今はラグジュアリーとバジェットセーバーミックスのスタイルで月一以上で旅行、最近はもっぱらご飯目当て!

イタリア旅行1日目:(8/19)

パリから3か月超。


近場のマカオには行ってたけど、テニスの大会があった関係で空飛ぶ旅行は3か月振り。
で、行先は再びのヨーロッパ〜!



イタリアに行って来よう〜!!


目的は・・・

・食べる(オステリア・フランチェスカーナ、他イタリアン)
・泊まる(マンダリンオリエンタルミラン
・会う(お友達)



基本は食べるがもちろん!世界一周中のイタリア旅行時(ベネチア、ローマ、ナポリ)では、
ナポリで食べたピザ以外は基本的に外れ・・・香港でイタリア以外で初のミシュラン3つ星と
いうお店でも食べたけど、全然ピンとこない。

イタリア料理はそういう意味でジャパニーズイタリアン以外、本場のおいしいのにほぼほぼ
出会ったことがないので、今回は!!と


ただ、メイン目的のオステリア・フランチェスカーナはウェイティングリストで行けるかどうかは
不明・・・(多分無理)



というのもこちらのレストラン、世界一にもなったことのある有名なレストランで数か月前から
は公式ホームページ経由での予約システムを立ち上げて公平競争っぽくはなったのだが・・・
予約開始時間少し前からページはフリーズ状態、それがあけたらもう満席。予約ページに入る
と待ってる人からの順番に予約できるカウントダウンが表示されているがなぜか0になる前に
また数百後へ飛ばされる。というわけで永遠に予約に至らないのでメールのやりとりを何度も
するが、基本的には丁寧にウェイティングリストに入れてますので、キャンセルあり次第連絡
しますと!


まあ、こういうパターンはまず無理。ウェイティングが1000近くあるわけだし、おいらはどこぞの
VIPでもなければ内部に知り合いもないから・・・ただもうこのお盆明けしか時間ないからと
とりあえずウェイティングリストで1%の期待を持って・・・。


フランチェスカーナがほぼほぼダメなので他のレストランと思い、あれこれ調べて10件以上
リストアップしたものの・・・8割がお休み中。



前回のイタリア旅行でもストレスしか感じなかった、このイタリア人の怠けっぷり。ハンパない。


イタリアでは8月中旬は夏休みらしく、お店やレストランは2週間から長いと1か月ぐらい閉まって
皆さんバカンスに出発となるらしい。実はホテルのメインダイニングもお休み・・・。そこまで足並み
揃えて気合い入れて休まなくてもいいと思うのだけど・・・



おかげで市内は観光客のみのローシーズンだからスタッフレートは楽に取れたんだけど、
肝心要のご飯が・・・


でも、仕方ない。この時期しかない!行くしかない!



当初は、パリに行ったときみたいにカタール航空使って、ゆったりと行きたかったんだけど、
出発予定してた18日はテニスの試合もあり、雨の延期も重なって試合時間もあれこれ変更
があったりで、19時便のカタールには乗れず。深夜1時発のキャセイの直行を1週間切って
から買ったから・・・まあすごく高かったwww




直行だから、そして香港拠点のキャセイだからフライトもほぼ満席。カウンターで隣居ない席
を希望したら、今のところいないということだったし、結局3列窓側に乗ってたんだけど、
中央は空いてたから体折って二席使って横になって寝れたから良しとしよう。


さあ、過去の旅行からうっちとの相性は確実に悪いイタリア旅行・・・無事平穏に済みます
ように。





ミラノ、マルペンサ空港には定刻通りに到着。荷物も早々に出てきたので、早速出発と。



今日は、空港からミラノへ向かわずに、北にあるオルタ湖へランチ目的で。出発前の段階
で空いていて、予約が取れた唯一の高級レストラン、「Villa Crespi」へ行くため。


空港内のレンタカーショップへ予約確認書を提示し、パスポート、クレジットカード、
国際運転免許を渡したが・・・


車を貸せない???
っっは???



スタッフ曰く、国際運転免許証は国内運転免許証を変換したものだから国内のも
ないと貸せませんって。。。そんなおバカな話あるかいな。国内運転免許証じゃ
何書いてあるから外国人は分からないからそもそも国際運転免許証があるわけで・・・


ああああああああああああ!!!

到着早々にこれかよ!!




メジャーな会社はどこもダメ。それらの会社に聞くと、ローカルの会社なら大丈夫
かもってことで一社、国際運転免許証でも貸してくれるところを発見。結局当日
予約だから当初の3倍かかってるし、メジャーなところはミラノ市内に車返却でき
るのに、この会社はマルペンサもしくは、市内から近いリナテ空港のみが返却
ポイント。やられたわ、全く。


接客もさすがのイタリアクオリティ、車の場所まで案内したら、ナビを設置すらも
してくれず鍵だけ渡してサッサと行きましたわw



まあ、イタリアってことで今回は相当ハードル低くしているからまだまだ大丈夫。
スマホのオフラインマップも一緒に利用しながら40分ほどで着くオルタ湖を
目指します。



空港からの下道、高速と順調に進み、高速をおり、後は下道10分ほどの
ドライブ。高速下りての最初のT字路、一時停止をして、少し前に出ると左から
車が来ているの見えたので再度停止をしたら・・・ドン!?



ドンッッッ????

ん?後ろから???


はぁぁああああああ???




後ろからぶつけれられたよ。全く・・・到着早々でもう2つ目の災難。レンタカーだよ。
あれこれ面倒くさいよ、もう・・・。国内免許証持ってないよ。警察呼んだほうがいい
のかな?ああーー面倒くさいわー。



幸いなことにローカルイタリアンカップルはとてもいい人で、あなたは悪くないから!
ただ、手続きいろいろ分からないし、ちょっと待っててって・・・あっちの車に入ってる
保険会社に電話したり、こっちのレンタカー屋に電話したり、傷ポイント写真撮ったり・・・


で、まあ約1時間道路で無駄に座ることになりましたよ・・・



当初より一時間遅れで


ノヴァ―ラ県の

「オルタ湖」






に到着。


本当なら湖の周り車で一周しようかという当初の計画だったけど、それは
まあ時間的に無理なので。まず車をランチ予約したレストランに置いて、
オルタの中心部へ歩いて出かけます。










それにしてもなんていうか、超豪華なの建物!!ランチ期待!!


レストランはちょうど通りからオルタ中心部へ行く角っこにあるので、
後は坂をくだって15分ほど歩いてオルタ中心部!










石畳の細い路地歩いて行くと、最後に開かれたポイントに到着!










小さな開かれたポイントではあるけど、カフェやらレストランやらがあって、
のんびりと週末を楽しむ観光客というよりは地元イタリアやらヨーロッパな
人たち・・・


と、アッ!!


うっちにぶつけたカップルに再会www



まあ高速下りたところから行先としては可能性高いんだけど、まさかね・・・
向こうは気まずかったかな・・



ここから湖の中心部にある、サンジュリオ島へのフェリーも出ている。
が・・・あまり向かっている人いなかったし、往復時間考えるとランチ開始時間
に遅れそうだから、島へは渡らず・・・






全ては事故のせい!!!怒



ただ、オルタ中心部はまだ奥にも細い道が続いててお土産屋だったりレストラン
があるのでまだまだ探検はできそう。






























それにしても素敵な町!!個々の家も可愛らしいし、雰囲気もいいし。
週末のんびりとかにピッタリな場所だろうなー。道中にはトンでもなくデカい
家とかが売り出し中であったりするし、場所柄、リゾートな扱いなのかな??


でも、こんなバカデカい家・・・いくらするんでしょ・・・
















さて、レストランに戻って、これから帰国までイタリアン三昧!!そして、
最初が一番ランク的には一番高いレストラン。


「Villa Crespi」

https://www.villacrespi.it/en/



レストランというか、ホテル。ホテル内のファインダイニング!

ミシュラン2つ星らしい。オルタ中心部にも1つ星のレストランが一つあったけど、
建物からしてこっちのほうがインパクトはすごい。


12時半開始の10分前に戻ってきたからホテル裏の庭で待ってたけど、庭も広い
し凄かった・・・。



コースはシェフのシグニチャー料理4品、150EURと季節の食材5品で構成された
180EURのコース。で最初はいっぱい食べたいし、5品のコースへ。



Italian Journey from South to North=180EUR+水=187EUR(約24,090円)




前菜前のストウッツィキーノ―1































パン







前菜前のストウッツィキーノ―2







1品目(前菜)=Sicilian Scampi "Pizzaiola" style Octopas Water







2品目(パスタ)=Gragnano's Linguine with Squids Rye Bread Sauce







3品目(魚)=Red Mullet, Basil, Aubergine and Provola Cheese Broth











4品目(肉)=Pegeon, Foie Gras and Smashed Cocoa Beans, Banyuls Sauce







デザート前のデザート







5品目(デザート)







デザート後のデザート











日本での高級イタリアンではなく、本場イタリアでの高級イタリアンは今回が初。
やっぱり炭水化物が多いのがイタリアンの特徴か。フレンチなら付け合わせのパン、
イタリアンはそれに加えてコース中にパスタがくる。和食のコースだとご飯類は
デザート前の最後に来るが、イタリアンは前菜後早々に来るからまた腹にくる・・・。

コースによってはパスタ2品とか出てきたりもするしー


とまあとにかく、


最初のイタリア飯!よかったな〜〜〜!イタリアンは素材が命なところがある
かと思うけど、それは随所に感じることができたし、トマトやイカ、バジルなど
イタリアンの典型的なもの出てくるし、初っ端としてはいいスタートだな。


さて、食事後は特にオルタ湖でもすることはないし、むしろ早くミラノ入りしたい
ので早々に出発。



当初の大手のレンタカー屋だとミラノ中央駅そばに返却の予定だったけど、
小さなローカル会社となったため、返却場所は中心部そばの主に国内線用
空港のリナテ空港への返却。


ナビに入力して出発!!



高速もミラノ近くなるにつれて若干混みあってきたりしたけど、予想よりは
道路すいてたからスムーズに進む。


リナテ空港近くなったからもうすぐか・・・空港マークが高速下りろ!って指示
してるけど、ナビはまだ進めというからナビに従って・・・。


ナビが停まった場所は空港を横にしながらも何もないところで終了。
運よくそこを自転車で走るおじさんがいたから捕まえると、空港はここじゃなく
て別のエリア。空港には間違いないけど、施設があるのは反対側って・・・。


ナビ別途払ってオプションにした意味がまるでなし!


さて、ナビの言語をイタリア語に変更して、おじさんに入力してもらい出発。
おじさんが一応口頭でも拙い英語で説明してくれたのと早速ナビが違う指示。


おじさんが入力してくれた+ナビを信じてナビに従うと。


5分後に到着したのは、教会の前・・・



おい、イタリアよ〜〜まじでいい加減にしろや!!!



距離的に方向的に近いからナビなしで向かってもいいんだけど、もう一度
地元人を信じて、セキュリティ会社のお兄ちゃんに声をかけると、空港なんか
このそばにないって・・・。あんたじゃダメだ。


バス待ちの黒人のおばちゃん、きっと旅行経験ありそうだし聞いてみよう。
うん、英語もばっちりだし、指示も分かりやすい。ナビで施設の場所も指で
指してくれたからこれで大丈夫か。


よし!!


空港見えた!やっと着いた・・・もう疲れたよ・・・。



車を無事に返却して、心身ともにぐったりだからタクシーで向かってもいいけど、
やっぱりここで無駄金は止めておこう。当日予約のレンタカーに無駄な指示
出されたナビ、そのナビのせいで余計なガソリンと時間まで無駄にしたし。


バスで30分弱で中心部到着。






後はオフラインマップでホテルまでちょいちょい歩くだけ!



ホテル行く前に通過したのが・・・ちょっと遠くからも見えてたこの凄まじい
カテドラル。


「ドゥオーモ(Duomo)」






ヨーロッパで3番目に大きい教会らしいけど、迫力が半端ない。まあ今日は
もう夕方なので改めて出直すけど、ヤバイな。

ドゥオーモがある広場に面しているのか、またいい感じの高級ショッピングモール。


ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele II)」










ここを抜けるとすぐにオペラで有名なスカラ座があり、その前の通りを行けば宿に。



初日から波乱万丈の長い一日だったけど、ようやく到着!!!



「マンダリンオリエンタルミラン


通りから一本入って、隠れ家的な感じである。中心部だけど静かそうでいいな。



部屋はモダンでシンプルな作り、個人的にこういうのが一番落ち着くし好き!!




























部屋からの景色は、敷地内の中庭側でなく外の玄関側。まあ市内中心地に
立地してるし景色は全く期待してないから問題なし。部屋はアップグレードして
あって、マンダリンルームというのになってた。







この後、ホテルのスイートルーム含めて別の部屋タイプとかも見せてもらった
けど、マンダリンルームは費用対効果的にベストな部屋だったかも。

今の時期は観光客は来るけど、ビジネスはお休みな時期だから稼働も5割
という落ち着きっぷりだったし、マンダリンオリエンタルミランでは、一番小さい
部屋タイプが部屋数が少ないこともあったりで基本的に可能な限り、一段階
はゲストの部屋をアップグレードするようにしているらしいな・・・

まあ、大した違いがないレベルでもアップグレードしましたって言われると
ゲストの満足度は相当高くなるし(何もないのになんだかんだ理由つけて
アップグレード要求してくるゲストも多いけど、ソーシャルメディアの影響で
ホテル側にとっては嫌な時代になったもんだねー)



イタリアもパリの時同様、レストランのディナー開始が20時とかで遅い。

ただ、お店も19時から19時半とかには閉まってしまうので、外でディナー
がないと夜はまだ気持ち明るく早い段階でやることがなくなってしまう。



同僚に頼まれたヴィトンの買い物があったので、閉店まで30分あるから
先ほどのガレリアのお店まで行ってこよう。


徒歩5分ちょいで到着、在庫確認して、3点購入予定のうち、2点購入。


寄り道せずホテルに戻ったら、ホテルすぐに近くのレストランを20時半に
予約したのでそれまではSPAに行ってサウナでリラックス。



ディナーは着いてからの当日予約、長い一日だったし、ホテルからの
徒歩圏で、ミラノスタイルの料理が食べれるところというリクエストに
対して、ホテルから出てそのままメイン通りに出たすぐのところにある


「Don Lisander」

http://www.ristorantedonlisander.it/



通常閉まってる時期にやってる、中心部の目ぬき通り、観光客が
主たるターゲットという典型だからまあ期待できないんだけど・・・
そもそも選択肢があまりないので。


2品+水=49EUR(約6,310円)


リゾットとミラノ風牛のカツレツ。両方とも結構な値段するがボリュームもあり
そうだ。カツレツをハーフにしたかったけど、それはできないようで・・・
リゾットをハーフにしてのオーダー。


1品目=Risotto Milanese






2品目=Cotoletta alla Milanese






まあ、やっぱり予想通りだった・・・リゾットは普通だったけど、カツレツはかなり
微妙。この2品で6000円超えってのもあれだけど。

カツレツ、きっと叩いて伸ばすのが伝統的なやり方かのかもしれないけど、
叩いて伸ばしすぎ??肉は薄っぺらでパサパサだし、だから衣の存在感が
強くて油っぽさを余計に感じる。そこまで引き伸ばして薄っぺらにしなくてもって
思うし、そもそも火入れがいまいちなのかな、パッサパサ。

ネットに上がってる画像見る限り、やけに薄い感じはあったからハードル低く
しててよかった。


昼間との落差が激しいわーww



さて、ご飯も終えて、宿であとはのんびり早めのおやすみとなります。


翌日は、朝早く8時の電車でジェノバへ一泊旅行に出かけるので・・・



おやすみなさい