睡眠時間は足りてないけど、まあいいでしょう。どうせ寝れるから。
朝6時に起きて、ホテルに残す荷物と、持っていく荷物にわけて、ロビーに
あるペストリーを少しつまんでから部屋でリラックス。
そして、7時半過ぎにチェックアウトして、「セントラル駅」へ。
そして8時過ぎの電車で出発〜！！
向かいますは、ジェノバ県のジェノバの海岸沿いちょっと先に進んだところに
ある
「ポルトフィーノ」
約2時間の電車の旅、ミラノセントラル駅と言えば、前回世界一周インド中東EU編
の際に駅構内にいたなー。そのときには、ドイツフライブルグからスイスを抜けて、
ベネチアに行くルートの電車だけどスイスで雪による遅延もあって、長いことミラノ
駅内で過ごしたわー。
ということであまりいい思い出がないミラノ駅だけど、出発します。
ミラノ―ポルトフィーノ＝23.5EUR（約3,105円）
と・こ・ろ・が・・・
20分ほどで電車が停車・・・
で、10分ほど放置された後、社内アナウンスで原因不明のトラブルで確認含めて
1時間ほど停車します
本当にふざけんなよ・・・早く向こう着くために早く出たのに結局これかよ。
いつ目的地に着くか分からないからアラームセットして電車内で寝ようと思ったのに
それはもうできない・・・
そして、電車は結局2時間ほど停車してた・・・イタリア・・・大嫌い！！！
2時間遅れでジェノバを通過し、その後は、駅名をちょこちょこチェックして、
ようやく目的地、「Portofino（ポルトフィーノ）」の最寄り駅
「S.Margherita Ligure Portofino」駅に到着。
ホームに出たところで、すぐに友人Sissiがいるのが分かった・・・。
ごめんなさーーーい！！でもおいらのせいじゃなーーーい！！
Sissiはこっちが遅れてることは知らずに時間通りにきて、その後遅延情報
知ったみたいで・・・2時間ほど特にどこか行くこともなく駅周辺で待っててくれて
いたようだ。申し訳ありません。
Sissiはイタリア生まれ育ちの中国人で、世界一周旅行アメリカ大陸縦断の最後
のポイント、トロントのカウチサーフィンで宿泊した家で一緒だった子。
この度8年ぶりに会える機会に恵まれた。
せっかくの貴重な時間をイタリアのふざけた電車にやられたけど、気を取り直して
出発！
ジェノバから北へ海岸沿いに20キロほど進んだエリアにちょっと出っ張ったエリア。
駅がある最初のポイント、「サンタマルゲリータリグレ」から海岸に沿って移動して
行くと、「ポルトフィーノ」へ。
到着して早々だけど・・・暑いぞ、ここは！！
ここでランチとか軽く見て回ることも当初の予定では出来たんけど、到着が昼すぎ
になってしまったし、先に急ぎます。
まずはポルトフィーノ行きのバスに。
ただ、最後の終点までバスで行かずに、中間地点ぐらいの位置にある「パラッジ」
というところで下りて、海水浴と行きますか！暑いから！
道路から下につながる階段下りると・・・うわーーー魚がいっぱいだわー。
しかも全然人に対して逃げる様子もなく、むしろ人の周りを泳いで行ってるみたいな。
餌付けでもされてるのかな・・・水も特に冷たいわけじゃないから最高すぎる。
20分ほどぷかぷかリラックスした後は、ポルトフィーノに向けて、歩いて移動。
ちょうどトレイル用のルートも山肌に作られているので、ずーーーっと歩いて移動する
ことが可能。うっちらは途中からだったから距離的にも余裕だしと歩くことにした。
それにしても絶景絶景。陽が当たると暑いんだけど、トレイルルートは木々に
囲まれているから基本的に日陰だし、ちょうどいい感じで歩ける。
と、30分ほど歩いたら
「ポルトフィーノ（Portofino）」
に到着。
ポルトフィーノは、イタリア語で港の終わりという意味ということで、場所は
かなりこじんまりとしたところだけど、ヨーロッパのお金持ちやセレブがのんびり
とするために来るのはなんとなくわかるかもー。
港には小さいのから結構大きいのまでクルーザーがたっぷり。こういうのを
見るとモナコの港付近を思い出すわー。アジア人と違って欧米人とくくって
いいのか分からないけど、西洋の方は余暇にお金を結構つぎ込むから、
確かにお金持ちなのかもしれないけど、これだけの数のクルーザーやらが
あるんだろう。きっと年にどれだけ使うのかは分からないけど、半分以上が
ステータス目的なのかなー。
さて、ポルトフィーノは本日のメインポイントではあったのだけど、場所自体は
小さいところなのでこれといって何かすることもなく、、、ササっとみて終了。
そこのポルトフィーノから今度はフェリーで移動！
半島の裏手にあるポイントへ。
絶景連発してるけど、本当に絶景。海は真っ青だし、空も真っ青。岸壁の景色も
最高すぎる（ところどころ別荘的な家があるけど、さすがにアクセス悪すぎだろ）
そして到着した半島裏側のポイントは、
「San Fruttuoso修道院」
半島の真裏に位置していて、ここへのアクセスは船か山道のハイキングコース
のみ。当時の弾圧や迫害を逃れるためにこっそりとアクセスの悪いところに
作ったのだけど、それにしてもとんでもないところに作ったもんだ。
小さなビーチが2か所、後は教会とレストランが何軒かある程度。
名物らしいけど、お客は下のテラスにいて、厨房は建物の内部で上にあるからか、
籠使って料理をおろす！！
さて、ここの小さなビーチでも少し水につかってみたけど、最初のところの方がよかったかな。
フェリーの時間がくるというので急いで着替えて、停泊ポイントにダッシュしたが・・・
やられた・・・目の前で出発・・・。本当にイタリア・・・ああああ
1時間も無駄に何もないところで過ごすのはと思って、そこらに泊まってるゴムボートに
お金払えば行ってくれるのか！？って聞いたが、ゴムボートは沖合に泊まってる
クルーザーの人たちをここへ連れてくる専用タクシー的なものらしく、このポイントにある
通常のボートの値段は結構お高めで・・・Sissiと相談したが、小腹もすいてきたし、
何か食べて1時間待ちましょう！と。
結局、レストランもクローズし始めたから、何も食べることなく砂浜の上でゴロンとしな
がら時間つぶして、1時間後にやっと脱出！！
半島をぐるっと回って、サンタマルゲリータと反対側、
「カモーリ（Camogli）」
へ。
当初は、ジェノバに戻ってから夕飯にしようって話だったけど、あれこれの遅れによって、
Sissiはお腹が限界！！ここ、カモーリで食べることに。
カモーリは典型的な港町って感じ。
早速だけど、港に泊まってるボートの上でサクっと食べられそうな素揚げをしていたので
夕飯前のウォームアップ。画像はたくさんの種類の魚の絵があったけど、夕方だからか、
2，3種類だけだったけど。。。
魚介類の素揚げ盛り＝8EUR（約1,060円）
おーこりゃ意外とイケる！油の切り具合がいまいちだったけど、予想以上に
良かったな。8EURを高いと思うかは微妙なところだけど・・・
さて、港から少しづつ歩いていくと、ビーチも含めて全体が見えるようなエリアに。
そしてエリア的には料理もメジャーな雰囲気を醸し出してるフライパンオブジェ
ここまで観光客に分かりやすい感じの港町だと個人的にはご飯はあまり期待
できないんだけど・・・Sissi的にはジェノバに今から戻ってもーーってことで
お腹が本当に限界なようなので、雰囲気がよさそうなお店を選び、Sissiが
ささっとネットのレビューを見て、OKというところに決めた！もちろん、メニュー
にちゃんと土地のものが入ってるところが最優先で！
「Ristorante La Camogliese」
3品＋水＝52EUR（約6,880円）
ムール貝が10EUR、緑色のが本場ジェノベーゼソースで作るラザニア9EUR、
そして魚はなんと22EUR。
そして、魚が一番高いのに一番ショボい・・・なんというか、海辺で魚が取れるところって
世界的にたくさんあるんだけど、魚のジューシーさを残してフワッと焼き上げる技術って
日本だけなのかな・・・なかなか上手に仕上がった魚に出会わないわ〜〜。
ただ、ジェノベーゼソースを使った、ラザニア！！最高ですわ！シンプルだけど、これは
いい！！ジェノバに行ってももう一回食べてもいいかなーこれは
レストランを後にして丘の上にある駅へ。
ジェノバ行きの電車を・・・ってちょうど電車出た後だったみたい、ってまたかよ！！！！
ああああああーーーーーーイタリア〜〜〜〜〜〜
ということで、このままカモーリに泊まって翌日朝移動してジェノバという手もあった
けど、どちらにしても泊まってお金払うならジェノバ入りしておきたいし、こっちに
泊まるんだったら、ポルトフィーノを選ぶべきだったしな。
タクシーも料金聞くと、そこまで高いわけじゃないけど・・・1時間ぶらぶらしながら
待って、ようやくカモーリからも脱出成功！！
カモーリ―ジェノバ＝3.6EUR（約480円）
電車40分の道のりだけど、安定の遅れで50分超でジェノバに到着。社内の電光
掲示板は常に逆方向の表示でフリーズしてるし、ここまでひどいと笑えるわー。
ジェノバ駅前で休めのホテルにウォークイン。
B&B Hostel Genova＝71.5EUR（約9,450円）
必要十分という感じで、とりあえず寝る！！！
