珠海旅行２日目：(9/26）

さて、今日もハードに行きましょう

残りの2回戦。

13時半～

アンドレアス・セッピ VS ジャン・ジージェン

昨日に続いてセッピ登場。相手はワイルドカードで出場の中国の若手。かなりサーブがよく、ストロークも悪くなかったので勝てる雰囲気はあった。それにやっぱり地元の応援というホームの利もあってセッピはひたすらしのいでミスを待つテニス。そしてジャンのサーブがいいからブレークも難しいんだけどブレークしたと思ったらブレークバックされたりとタフな試合。ただ最後はランクが低いジャンがしっかりと決めきれなかったか、マッチポイント5本あったが取り切れず、セッピが7-6、4-6、7-6で勝利。

その後～

ステファノ・チチパス VS アドリアン・マナリノ

世界ランク7位、大会トップシードのチチパス。うっちが一番見たかった選手。片手バックハンド、昔ながらの薄いフォアハンドだけど強打を繰り返す。マナリノは左利きの変則カウンタースタイル。チチパスからするとやりづらい相手だろうし、チチパスはキリオス同様レーバーカップでスイスからすっ飛んできたばかり、さらに最近は負けが続いてて調子悪い。加えてもちろんこの珠海オープンはポイント低い大会なため、どうかなーと思ってたら・・・ここもキリオス戦同様、チチパス負けた。6-3、5-7の時点で3セット目に入らず危険。何度もメディカルタイムアウト取ってたし、体調は本当に悪かったんだど思う。ゲームは結構押してたし、体調不良でも1セット目取ってたから2セット目取れるかどうかにかけてたんだけど最後はミスが増えて取り切れず。セットオールになったところでもう3セット目戦う余力がなかったのだろう。

その後～

ウ・ディ VS ボルナ・コリッチ

これまた地元の選手。若手ではなく、もう中堅からベテランの域、初戦で日本の伊藤を倒しての2回戦だけど、正直特徴なく、バックハンドがいまいち。相手は世界ランク14位、大会第4シードの22歳コリッチ。サーブもフォアもバックもよく、無理もしないけど攻めるところはきちんと攻める正直全てがウより勝ってる。試合は早々に終了。スコアは6-3、6-3だったけど、スコア以上に大差があったかな。むしろ、伊藤は初戦勝ってこいよな・・・こんないい選手と試合する機会だったのに、もったいない。

早くて19時半～

アレックス・デミノール VS アンディ・マレー

初戦のセッピ戦が3セットマッチとなり試合時間が押してたこともあって、19時半には始められず、始まったのは20時45分過ぎ。オーストラリアの期待の若手デミノールと、元世界ランク1位、ロンドン五輪金メダル、複数回のグランドスラム制覇、フェデラー、ナダル、ジョコビッチとともにビック4と言われてたマレーの試合。ただ、マレーはケガの影響で長期離脱をしており現在のランクは413位。今年は主にダブルスで徐々に感覚を取り戻しながらの状態で今回は久々のシングルスでのトーナメント復帰。初戦はフルセットで年明け1月以来の勝利しての2回戦。さすがに声援が凄いわ。試合は相当の接戦、マレーがマレーらしいオールラウンダーな手堅い守りから攻めに転じるテニスを仕掛け試合をコントロール。ただ、決めきれない。デミノール・・・フットワークが凄まじい、ちょっとこりゃバケモノだわ。まあ走る走る拾う拾う。でもフォアにちょっと甘いボール来たらガンガン打つ。正直フォアもバックも基本からは大きくかけ離れた奇妙なフォームな上に打つ際にジャンプするから無駄も多い、そこを足で補う形だけどそれこそ野性味全開のプレー。こりゃ強いぞ。世界ランク31位とは思えない・・・ただ、このプレースタイル、クレーコートは勝てないかなと思うけど、ハードコートは相当強いかと。マレーも守りに徹してみたり、攻めをガンガンしてみたりと相当揺さぶりをかけてたけど、まだまだ本調子からは程遠いのか詰めが甘いから決めきれず、取り切れず。デミノールが、6-4、2-6、6-4で勝利。マレーは翌週のATP500中国オープンにも参加らしいので徐々に取り戻してほしいところ。観客としてはマレー負けて残念ってところだけど、うっちとしては1試合マレー見れたし、むしろ次のコリッチとの試合はマレーよりデミノールの方が面白そうだったので、デミノール勝ってよかったなーと。

ちなみに、センターコートでなくコート1では、

15時40分～

ダミル・ジュムール VS クォン・スンウ

クォンの勢いをジュムールがスライスを使ったり走らせたりとうまく躱してミスを誘ってた、ジュムールも地味なプレーヤーだけどなかなかの試合巧者だった。7-6、6-2でジュムールの勝利 

その後～

パブロ・アンドゥハール VS ロベルト・バウティスタ

ハードコートでのスペイン人同士の試合、結構興味あったけどセンターコートのチチパス戦とコリッチ戦の間ぐらいで10分ほどしか見れず。アンドゥハールが積極的に攻めて世界ランク10位、大会第2シードのバウティスタの守りを打ち破ろうとするも硬い守りを崩し切れず。2セットともタイブレークで7-5、7-5でバウティスタの勝利 

で、試合がマレー／デミノールの試合、終了したのは23時半過ぎ・・・。

会場からのシャトルは22時終了なんだけど試合後に最後に一つシャトル出るってことで前日同様ダッシュでバスへ。国境通過して、マカオへ。当初はMGMコタイまでタクシーか歩きで行き、そこからシャトルで節約と思ってたけど、さすがに深夜回ってるし早く帰って寝たいから、再びタクシーでホテルへタクシー使ったからホテル着いたのは24時半過ぎ。

いやーそれにしても長い一日、おやすみなさい