うっちのblog2 (ただの旅行記? ~ just travel diary ~ )

元パックパッカースタイルでの世界一周旅行、今はラグジュアリーとバジェットセーバーミックスのスタイルで月一以上で旅行、最近はもっぱらご飯目当て!

パリ旅行3日目:(5/9)

3日目!!


毎日相変わらずの超快晴、今日は朝方若干気温が下がってくれたような
気がするけど・・・一日通してもうちょい気温下がってくれるといいな・・・。


あらかじめ言っておくけど、今日は美術館にも行く日!!画像のアップの量が
ハンパないことになるので、暇なとき、かつネット環境がいい状態で見てください。



今日のランチは、今回の旅で一番の行きたかったレストラン!


Arpège」


http://www.alain-passard.com/en/



アランパッサール氏のレストラン、野菜を主したレストラン。



ランチコース=175EUR+水=184EUR(約23,500円)



前菜前のアミューズ−1



















前菜前のアミューズ―2







パン







前菜前のアミューズ−3








1品目








2品目







3品目







4品目







5品目







6品目








7品目







8品目







デザート後のデザート








デザート―1






デザート―2






期待通り、なかなか良かった。野菜を主にしてるけど、魚とかも一応少しは出てくる。
野菜の使い方が野菜にこだわってるレストランだけに味やら組み合わせやらが
面白かった。

ただ、野菜って本当に季節ものだけに料理も後半になると同じ野菜やら同じ味の
ソースやらが出てきてちょっと飽きが出てくるかも。そして、アランパッサール氏は、
野菜に傾倒する前は肉への絶妙な火入れが素晴らしく肉のスペシャリストだった
わけだが、魚の特に普通だったな・・・

もう一つ残念なのはこのレベルのレストランなんだけど、カジュアルな雰囲気だから
かサービスとお客が結構残念な感じだった。基本的に料理来た順番にアップしてる
んだけど、デザートの前に、小菓子が出てきちゃってるし、地下部分だったんだけど、
スタッフの階段上下が相当うるさい。

まあ、こちらもGuy Savoy同様、アランパッサール氏直々に各テーブル回って挨拶
してるのは好感持てた。ネットのレビュー見てると評価分かれるのは何となくわかるなー。

どれも自家菜園からの野菜ってことだけど、野菜のレベルはナパのフレンチランドリー
の方が抜群に良かった。もちろん野菜をこれだけ調理変化させるのは見事としか
いいようがないけど。

うっちは野菜好きだからまた期待と思うけど、男の人には物足りないのかな?





さて、レストランから徒歩移動で移動。

前回世界一周でパリ来た時は、ルーブルに行ったけど・・・今回は、



オルセー美術館


http://www.musee-orsay.fr/en/home.html



チケットブースで並んで時間を無駄にするのを省くために事前にホテルで
購入していたからそのまま突っ込むだけ。ルーブルの導線は最悪だったから
回るのに時間かかるけど、ルーブルより小さいし回りやすいから夕方の閉館
までの3時間超で十分に行けそうだな。


オルセーは印象派の作品が多くあることでも知られている。元駅舎を改築
して美術館としたんだけど、それらしい雰囲気がまだしっかり残ってる。

















さて・・・頑張ってアップするか・・・

いつも通り、有名無名関係なく、観覧順になるべく従い、ビビッときたものを!


まずは、
0階の観覧スペース=印象派以前

























































































































そして、次が最上階のスペースへ流れていく。なかなかのビュー!!!
加えて、印象派にもっと特化したスペース。

ただ、そのスペースが始まる前に、ドデカイソファで大量の仮眠族!!












5階の観覧スペース=印象派







































































































そして、その5階の印象派スペースのところには外に出れる展望スペース!

結構景色がいい感じ!!





















そして、次のエリアが・・・

2階の観覧スペース=アカデミズム、自然主義印象主義アールヌーボー













































































この後、順路的には、同じく2階の反対側に行くべきだが、その前に戻って
歩く時間を省くためにこの同じく2階から4階まで行くエレベーター/階段の
あるところに小さく作られた観覧スペース、


パヴィヨン・アモン(2〜4階)=装飾芸術(イギリス、オーストリアスカンジナビア、ドイツ)










































そして、また2階に戻ってきて、反対側の最後のスペースに行く前に、
彫刻やらもちらほら!












さて、最後ですよ!

個人的には5階よりここだったなー。




































一番ビビッときたのが、ゴッホの星降る夜!
ビビビッときすぎだよ!!
でもポスト印象派だから印象派が主のこの美術館
ゴッホのこの作品を選ぶのは反則かな・・・?

光の関係なのか角度変えて見るとまた雰囲気違くて、何度も行ったり来たり
してみてしまったわー







オルセーは結果、予想通りルーブルより回りやすいし、小さいから3、4時間で
も十分いける。順路が0階→5階→2階なんだけど、ルーブルみたいにあっち
こっちの別棟に行く必要がないからシンプル。

ただ、個人的には光の当て方がいまいちなのか写真にもライトの光入っちゃっ
てるし、実物もライトの光で作品全部が均等にきれいに見えなかったり。
特に最上階は屋外の採光でまた額面光っちゃってて・・・保存の関係もよろしく
ないような気がするけど大丈夫なのか。


そこらへんが結構残念。



時間たっぷり取れて、いろんなの見たかったらルーブル

半日も時間取れず、印象派あたりにこだわりあるならオルセー。

まあ、他にもパリには美術館いっぱいあるからこの二つにこだわることもないけど、
一応超メジャーどころだから。





さて、まだ明るいけど、閉館ギリギリの18時までいたから、さっさと移動して
夜ご飯へ!

セーヌ川沿いを歩いて行きますよ。



初日にもチラッと遠目で登場した、

アンヴァリッド(旧軍病院)」






遠目で見ても近くで見てもゴージャスすぎるだろう・・・これは!!



そして、セーヌ川はちょこちょこ観光ボートが行ったり来たり。結構な数の人が
利用してて、たいてい手振ってくるw

なぜかこの手の遊覧ボートに全く興味がわかないのはなぜだろう・・・







今夜のディナー、会場は明日から宿泊予定のホテル内のレストラン!w


フォーシーズンズホテルジョルジュサンク内の


「Le Cinq」

http://www.restaurant-lecinq.com/en/



ホテルについては明日から宿泊するからそこで詳しく!!ホテル内にはいくつも
星付きレストランがあるけど、こちらのLe Cinq(ルサンク)がメインダイニング。



ディナーコース=340EUR+水=352EUR(約45,360円)



パン







前菜前のアミューズ―1



















前菜前のアミューズ―2







前菜前のアミューズ―3







1品目=
Large Dublin Bay Prawn from Brittany
(Warm Mayonnaise, Crunchy Buckwheat Pancake)







2品目=
Grilled White Asparagus
(Thym and Lemon Broth)








3品目=
Gratinated Onions
(Contemporary / Parisian Style)








4品目=
Fillet of Turbot
(Marinated Watercress / Pear in Vinegar)








5品目=
Crispy Veal Sweetbread
(Morel Mushrooms and Creamy Truffle Sauce)






デザート1品目=
Dairy Iced
(Yeast Flavour)






デザート中の箸休めデザート






















デザート2品目=
Crunchy Grapefruits
(Preserved and Raw)







デザート3品目=
Iced Dark Chocolate
(Roasted Peanuts / Carambar)







ここで、なんと厨房を見せてくれることに!!

接客してくれたスタッフと実は元フォーシーズンズホテル東京で働いててー
フォーシーズンズは今も好きで〜ってで、その人もうっちがいた頃じゃない
けど、東京泊まったことあるーなんて話したり、ここまでとこれからの食道楽の
予定とか話してたりしてたら、仲良くなって厨房を見せるよーって。


で、厨房に行ったら、スーシェフが日本人で案内してくれた。興味はなかった
けど、一応写真撮っておいた。







席に戻ってもまだまだ続く!



デザート後のデザート用デザートワゴン


















Le Cinq予想以上に良かったなー。

ホテルレストランで箱は大きいだろうし、予約も難しくないだろうからと、
今回の旅の中では優先度は相当低い方で、他のもっと行きたかったお店が
予約が取れたら、予定から外れるレストランではあったけど来て正解だったな。

サービスは当然素晴らしいものだったけど、純粋に料理が良かった〜。

モダンなんだけど、行き過ぎず・・・理解不能になってない
味や組み合わせも複雑過ぎず・・・これまた理解しやすいけど普通に美味しい。


フレンチにあまり多くの経験値持ってない方にはとっつきやすいかなーと。



明日の朝にもチェックインに戻ってくるけど、それまでさようなら。



マンダリンオリエンタルの方へ戻って、チェックイン時にもらったドリンク券を
バーで使って一杯やりつつ、寝ます。



おやすみなさい。